2012年
02月
02日

凍える日本列島
 昨2月1日、秋田県にある玉川温泉の岩盤浴場が雪崩に襲われて、入浴中の男性客2人、女性客3人が巻き込まれ、うち男性1人、女性2人が死亡しました。
 新聞・テレビは、一斉に、その事故を報じています。

 今冬は、北海道をはじめ東北や日本海沿岸部で大雪が続いています。

 除雪作業に必要な人手がなく、足腰の弱った高齢者がやむなく除雪や屋根からの雪下ろし作業をするものですから、すべり落ちたりして大けがをしたり、死亡したりする事故が相次いでいます。

 積雪地方では特に若者が少なく、残る高齢者が雪おろしをしなければならず、そのため事故数が増大している傾向にあるのは否定できません。

 今冬の除雪作業中の死者は52人、重傷335人、軽傷412人と言いますから、雪が私たちに及ぼす影響がいかに甚大なものか、思わないわけにはいきません。以上はわかっているだけの現在の数字ですから、実際の数字はもっと膨れ上がるに違いありません。

 その他、大雪による住宅への被害は、全壊や半壊をも招いています。野菜は雪害で品薄となり、高値を招き、生産者も消費者も共にその影響を受けています。

 白い雪は見るには美しく、スキーなどで楽しむことは出来ますが、一方、雪の中で暮らすにはもろ手を挙げて歓迎できない面があることを忘れてはならないようです。

                白い雪表と裏の顔を見せ

 
2012年
02月
01日

18歳を成人とする?
 昨日、1月31日のテレビで、成人を18歳とするかどうかの議論が沸き起こっているという話題でした。
 世界各国の動向は、18歳を成人とみなす国が大勢を占めているとのこと。ですから新聞の夕刊、もしくは、本日(2月1日)の朝刊には、当然18歳を成人と見なし、選挙権を与えるかなどの記事が出るものと思っていました。

 ところが、読売新聞では一言もそれに触れる記事は掲載されていませんでした。どうしたと言うのでしょうか。テレビが勝手に先走って、話題作りをしただけのことだったのでしょうか。世界の多くの国は18歳を成人と見なし、選挙権を与えています。この動向は止めようがないと思います。

 翻って私の18歳のときを思い返してみると、私はその歳に古里・鹿児島を後にして横浜へ向かっていました。西の東も解らない世間知らずのままに横浜へ出た私は、就職先がなかなか見つからず、一時は途方に暮れたこともありました。

 やっと友人の紹介で就職できて喜んだのも束の間、潤いのない飯場暮らしに嫌気がさし、その職場を辞めるための口実づくりに親方の秘蔵弟子をなぐり、逃げ出すようにして、友人の勤めていた町工場の従業員寮に押しかけたのでした。
 しばらくは、「自由を満喫」しました。しかし、コッペパンを買うぐらい金はあったものの、いつまでこうした生活が続くのかと不安でした。経済的にはどん底で、全く見通しのない状態だったのです。

 やむなく古里の父へ経済的援助を求めたのです。
「家を出て行ったお前には、もう援助してやる金はない」
 父からはすげない返事が返ってきましたが、間もなく、一番上の兄から当座の生活費にと現金封筒が届いたのです。おそらく、父の指示によるものだったと思います。

 18歳のころの自分を思うにつけ、その歳を成人とすることや、選挙権を与えることに、私は疑念を払拭できません。
 しかしながら、世界の趨勢は成人年齢を18歳にしており、日本もやがてはそれに従うことになるに違いありません。

                 責任を分担せよと齢を下げ

《世界各国の動向》


 
2012年
01月
31日

日本の城
 日本の城ほど優美で素晴らしい建造物はないと思い、あちこち旅行するたびに、城や城跡を訪ねてきました。

 日本の国宝に指定された姫路城、松本城、彦根城、犬山城の四つの城はもとより、国の重要文化財に指定されている弘前城、丸岡譲、松江城、備中松山城、伊予松山城、高知城など、その他、指定は受けていませんが、多くの復元された城を見てきました。

 私が見て回った城の多くは、みな威風堂々として、まさに日本の建築美を誇るかのように見事なものでした。

 ところが、最近復元されたものは別にして、城の中へ一歩入ると、外観からは想像できないお粗末さで、階段は急勾配で、まるで倉庫の中にでも入ったかのようでした。

 それに、建物の中に敵の侵入を防ぐ石落しのスペース、また、鉄砲や弓矢用の射撃の穴が設けられていることに、城の外観からは想像もできないものがあることに驚かざるを得ませんでした。

 城とは、威厳を示すとともに、外敵の侵入を防ぐ建物であったのです。その証拠に天守閣の入り口にたどり着くことが容易でないばかりか(迷路)、その途中は鉄砲や弓矢の射撃にさらされているのです。それ用の穴が各所に設けられています。これでは、城の建物の入り口にたどり着くことさえできない、至難の業であると言わなければなりません。

 城の外観から受ける印象に私たちは惑わされますが、城はあくまで味方を守り、敵を威圧し、侵入を拒み、侵入した敵があれば、容赦なく殲滅するための建物だったのです。

               外観に合わぬお城の内部かな

 
2012年
01月
30日

ロンドン五輪代表選考
 昨日、大阪長居陸上競技場発着でマラソンの五輪代表を選考する競技が行われました。その結果、重友梨佐(24)(天満屋)が2時間23分23秒で優勝し、五輪代表の座を確実にしました。

 期待された福士加代子(29)は、終盤近くまでトップを争っていたものの、競技場へ戻ったときは第9位で、多くの人の期待を裏切る結果となりました。

 私は初めから、彼女は中距離ランナーだから長距離のマラソンでは期待できないと思っていましたから、予想通りの結果に驚きも失望もしませんでした。

 野口みずき(33)選手は故障で今回は出場せず、次回名古屋で行われる選考会でロンドン五輪の出場を目指すそうです。
 若くはないので、果たしてどうなることかと案じられます。

 私は、子供のころ運動神経が未発達?で、おまけに他人と競うことが好きではなかったので、走り競争はいつも後ろから数えたほうが早い有様でした。

 上の学校に進んで行われたマラソン競技への参加は、嫌で、苦手で、参加しないでいい理由をあれこれ考えていたものです。

 あんな苦しい、人間の生理を無視したマラソン競技が五輪でも競われることに、私は少なからず疑問を感じないではおれません。

 でも、重友さん、ロンドン五輪には日本の代表で行くのですから、頑張ってくださいネ!
 私はとにかく、多くの人が期待していますよ。

             ロンドンへなびくは草木だけでなく

 
2012年
01月
29日

赤の他人ではない
 私が勝手に名づけた愛称“フラワーデイ”は、昔、私の腕に抱かれて片言を喋っていました。それが、今は3児の母親です。

 幼児のとき、たびたび母親に連れられてわが家へやって来て、中学校の体育館の屋根が見えるナス畑の横で、私の腕に抱かれた彼女の写真が残っています。3児の母親になっているのが、信じられないような気もします。

 幼児のときの姿を知り、成長した今の姿を見ると、どうしても「赤の他人」とは思えず、自分の分身でもあるかのような気さえしてくるのです。

 私が会社勤めをしていたとき、正月に一緒に遊び、写真を撮った友人の子供たちは、いまではそれぞれ会社重役夫人や大学教師夫人になり、末の泣き虫の男の子に至っては、会社社長として活躍しています。そんな姿を見ると、昔のことを思い出して不思議な気がしてなりません。

 会社の2階事務所で、事務職員が連れてきていた小学低学年の女の子と追いかけごっこをして遊んだことがあり、とても楽しかったことが記憶に残っています。

 その女の子が、いつの間にか中学・高校生となり、中国へ留学したのも束の間、卒業して京都を車販売店に就職したと聞きました。その子が何と今は埼玉の販売店へ転勤になったと言うのです。これらのことはすべて、女の子の母親から聞きました。
 その女の子の幼いころ、沖縄の守礼の門の前で私が抱いている姿や海で一緒に遊んだ写真が残っています。その子の母親によれば、そうした思い出は深く女の子の記憶に刻まれ残っているそうです。

 私の膝に座ることを争った孫たちもすっかり大きくなりました。男の子は横浜方面で暮らし、女の子は昨年11月に二十歳の誕生日を迎え、今は大学生生活を続けています。

 過ぎてみれば時の経つのは早く、幼児のとき・子供のとき私が出会った子は、大きく成長しても、「赤の他人」という感じがしないのです。

              出会いし子赤の他人と言うなかれ

 
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